高断熱高気密はもはや当たり前。営業戦略を考えれば、差別化を図るために一歩先を行
くアイディアが必要となると私は考えました。
クライアントはよく高断熱高気密を望む一方で大きな開口による開放性を求めます。矛
盾したこの二つの要望に対する明快な回答としてこのプランはあります。
筋交いと柱を同じ105角の材を用いてあえて露出させることで1階は360度を開口とするこ
とが可能となり、この上ない空間の開放性を表現。一方、2階は窓をあえて小さくとり、
最大限の高断熱高気密を実現します。
こうすることでモデルハウスとして来訪者や通りがかる人に強いインパクトを与えると
ともに御社の事業方針を明快に表現する形となりました。
1階が外からでも完全に見とおせることで入らずとも人の目にとまることからモデルハウ
スとして高い可能性を秘めています。 2階では温度や湿度計、各種冷暖房効率の資料な
どを用いて高断熱高気密の効力を体験することが可能です。また、陸屋根ですがジャパ
ンホームシールドに対してはすでにこれまで私共が作成した詳細図を送付の上、屋根周
りの納まりやトップライトを設けるディティールまでもを了承していただいています。
また、これはモデルハウスのみの提案ではなく、1つのシステムとしての提案です。今後
このモデルハウスと同様の手法を用いれば、クライアントのどんなニーズに対しても開
口を自由に設定でき、それでいて、複雑な構造計算を要しない4号物として、次々に展開
していくことが可能です。